medu4の5大ミッション

難解な医学的事象を分かりやすく多くの方に届ける

2015年、このスローガンのもとmedu4を立ち上げました。medu4の由来は "medical education of the 4th generation"。すなわち、「第4世代型の医学教育」です。
教育の発端である第1世代は何かしらの分野で経験的に優れた師匠が弟子に口伝する形態でした。やがて力を持った師匠が多数の弟子を取り、大講堂のような場所で講義を行うようになります。これが第2世代型教育。現在行われている学校の授業や大学の講義の多くは未だこの段階です。やがて映像技術の進歩により、実際の講義をビデオ等に収め、多くの方に届けることが可能になります(第3世代)。そして現代。技術革新とインターネットの普及によりフルデジタル・フルオンラインでシステム化された教育を全世界のどこにいても受けることができるようになりました。この段階を私たちは第4世代と定義しています。
おそらく今後数十年はこのスタイルの教育がメインとなるでしょう。medu4はこの第4世代型教育に医学界ではいち早く特化して取り組んで参りました。おかげさまで非常に多くの方々の支持を得、現時点ではおよそ2人に1人の医学部生にサービスをご利用いただいております。今後も研鑽を重ね、業界をリードする存在であり続けたいと願います。

必要な情報を、必要なタイミングで、具体的に提示する

今日ランチを食べたレストラン。あなたはどうしてそのお店を選んだのでしょう? 立地が良いから? オシャレだから? メニューが豊富だから? 美味しいから? ……何かしらの理由があり、多かれ少なかれその目的は達成されたはずです。

では、あなたはどうしてその教材を使うのでしょう? 大学が補助金を出してくれたので安かったから? 周りのみんなが使っているから? ……残念ながら、こうした理由で教材を選ぶのは上手くありません。日頃利用する学習媒体の選定基準はたった1つ ------ 目標とする試験にどれだけ合格しやすくなるか、で教材は選ぶべきです。

学年、直近の試験、現状の習得度、小さな頃からの受験慣れ、こうしたファクターにより真に必要な学習内容は十人十色です。具体的な取り組み方まで踏まえ、段階ごとに必要な知識を提供する。これこそが書店で書籍を買い求めるのとは異なる、medu4の提供できる価値と自負しています。

過不足のない100%を提示する

インターネット上で無料の情報がいくらでも入手できる現代では、「できるだけ多くの情報を一方向性に伝える」スタイルの教育に価値はありません。問題集も、参考書も、映像講義も、のように次々と追加・併用していく勉強はいつまで経っても完成に至ることなく、フラストレーションばかり溜まります。medu4はCBTと医師国家試験に照準を合わせ、これだけで完結する100%の対策を提供します

このミッションの達成のため、私達が一番重要と考えていることは「情報を切り捨てること」です。人間の頭の記憶容量は極めて小さく、またCBTと医師国家試験で問われる知識も極めて限局的です。これら試験の合格のためだけに専門医レベルの細かな知識を暗記する意義は乏しいのです。学習者は一般に何が大切で何が不要か、の線引を自身で行うことが困難です。「あれもこれも」と知識を与えるのではなく、「これはここまででOK、あれは必要ない」と明確な指針を提示できるのがmedu4の強みです。

もう一度、ワクワクを取り戻す

小学校の昼休みは毎日必ず友達と校庭でサッカーをしていました。1分1秒を争って給食を平らげ、下駄箱へダッシュ。靴紐を結ぶ瞬間すら焦れったい。午後の授業開始5分前のチャイム。まだ間に合う。ダッシュすれば教室まで2分で戻れる。ロスタイム、あと3分間はアツくなれる。

最近、ワクワクを感じたのはいつですか? 今、あなたが何もかも犠牲にして夢中になれる対象は何でしょう? 日々の医学部生活は楽しいですか? 次々とやってくる試験対策は苦しくありませんか?

大人になることは何かを諦めることと同義ではありません。今、目前にある勉強を楽しめばよいのです。medu4では講義動画はもちろん、アプリやSNSにも趣向を凝らし、みなさんが日々の学習にワクワクを取り戻すお手伝いをします

卒後も役立つ力を養成する

「去年、このガイドラインが改訂されたって! 値が変更になったみたい」「え〜、知らなかった! 次の国試対策にはどちらの数値を覚えればよいのだろう」

よく見かける光景です。どちらの数値を覚えればよいか、正直答えはありません。国試の作問者がどう考えるか、次第です。数値の変更など現代の医学界では日常茶飯事であり、厳密な数値の暗記に意味はないのです。重要なのは変更があった際にすぐ気付けること、そして最も信頼の行くソースを自力で検索できること、さらには変更になった背景を想像できる力です。

2030年には医師過剰になるとされます。医師免許を持っていても職につけなかったり、満足な給与がもらえない日がくるかもしれません。 また医学界は依然として縦社会の風潮が強く、死ぬまで現役でありつづけられる資格である以上、若手医師の活躍の場が限定される傾向にもあります。 そうした状況下で知識の暗記しかしてこなかった医師は、真に実力のある医師と比べ、苦境に立たされてしまう可能性が高いです。

medu4代表かつ全講座の講義を務めるDr.穂澄は東京大学医学部を卒業して医師免許を取得したのち、外資系コンサルティング会社勤務を経て、研修医も修了し、現在は経営者としての側面も持ちます。こうした他に類をみない広い視野から受講生を総合的に導き、卒後も一生役に立つ真の実力養成を担います